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破壊こそ創造

バイオゴリラの猿言葉に影響受け過ぎなブログタイトル うつや社交不安障害持ちの野球好きが徒然なるままに色々ほざきます

生存バイアスと僕の座右の銘

www.jgnn.net

先日本家サイトの記事を引用する形で、昔の子供は健康で丈夫で病気をしなかったけれど、今の子供は貧弱なのが多い云々的な話が出てきた。で、読み進めてい くとあとはお決まりの「ガー」的なもの。さらに説明が色々と首を傾げるものだったので、読み直すとそれがいわゆる生存(者)バイアスだったという次第。死 んだ敵兵だけが良い敵兵だ、の逆みたいな。

僕の弟の一人が小児喘息が酷くて大昔なら発作などで死んでいたかもしれないし、兄弟みんななんらかのアレルギー症状を持ってるし、 自分自身生まれてすぐに敗血症で死にかけた↓参照

innovator00.hatenablog.com

昔なら僕ら三兄弟は全員が大人に成ることが出来なかったかもしれない。

昔はこんなことはなかった、昔の子供は丈夫だったという。
食物アレルギーをはじめとするアレルギーも、うつ病も昔はなかったかのように言う。それで死んでいった人たちのことは目にすら入らずに。
単に昔のほうが強いものが生き残って弱いものが死んでいく環境だっただけ。
今生きている人たちは好き勝手言う。
極端な話、生きていればいいことがあると語る年寄りの同年代で戦争やその後の飢餓でなくなっている人たちは大勢いる。戦争ほどの過酷な体験をして勿論死んでいった人たちのことを忘れているわけではないのだろうけれども、「でもあなたたちは今日まで”たまたま”生きてこられただけでしょう?」と言いたくなってしまう。(この数年で本当に性格が悪くなった。)

若いうちは買ってでも苦労をしておいて老後に遊べばいいという人にも同じことを思う。老後まで生きてられた人間にしか言えない生存バイアス。

今日今も自分が生きているのはたまたまだ。
誰だってそうだ。どこかのタイミングでひどい病気になっていたかもしれない、酷い虐めにあっていたかもしれない、自殺を考えたかもしれない、事故事件に巻き込まれていたかもしれない、そういう不幸を受けてきたかもしれないが、たまたま生きている。
そういうのをヒトは神に感謝したりするのかもしれない。

人生は素晴らしい、生きてるって素晴らしいって言う。
でも死んだ人間は何も言えない。
言い残せることすら無いこともある。
生きている人間ばかりが好き勝手いう。
死んだ後に多くの人間を苦しめる呪いの言葉もあるけれど。

まあ、結局、簡単に「人生いいことあるよ」とか「希望を持て」って言われることが嫌になっただけとも言える。

自分には座右の銘って無いなって思ってたけど、以下の二つはそれに当てはまるかなってこのエントリ書いてて思った。
メメント・モリ
ダモクレスの剣