破壊こそ創造

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ブラックバイト、「辞めればいいじゃん」が実現できる社会になってほしい

なぜ辞められない? "ブラックバイト"の闇 - 放送内容まるわかり! - NHK 週刊 ニュース深読み

togetter.com

今月発表された厚生労働省の調査では約6割の学生が「一方的なシフト変更」や「残業代の未払い」など何らかのトラブルを抱えていることが明らかになっている。

こういう話題になると「若者の甘えじゃないの?」と言い出す人が出てくるのが常であるが、この番組ではそういったところから解きほぐし、社会問題であること、貧困問題でもあるということをしっかり指摘されていてよかった。
まとめの中にもいるのだが、「バックレる学生もいる、学生にも問題ある」とか言い出すの、生活保護の問題で突然不正受給の問題語り出す奴と似てる

10年ほど前に出た本だが、この本では「ニートは貧困問題、労働問題」であることを指摘していた。すぐに世代論に陥るのではなく、計量的な分析、現実的な分析が大事であると教えてくれる1冊。
そもそもよく言われる「コミュニケーションを取ることが大事」、本当に若者とコミュニケーションが取れているのなら、問題点や歪みが垣間見えても良さそうなものだが、すぐに世代論に走るのは言っては難だが知性が足りなく見える。

ブラックバイトの問題点、以下箇条書き

  • 低賃金(責任だけ拡大)
  • 長時間拘束
  • 学業より仕事優先
  • 辞めさせてくれない、経済的理由から辞めれない辞めにくい
  • 罰金などの賃金からの天引き
  • 賃金未払い
  • ブラック企業・日本企業特有の洗脳

番組内では学生の労働法などの知識がない点を指摘する向きもあったが、そもそも日本の労働者全体に言えることだ。もちろん高校・大学時点からこの知識は教えられるべきだろう社会にでる方法だけでなく、そこで生きていくための知識。この方が余程実学的知識といえると思う。

今や半数の学生が奨学金を利用し、仕送りは年々なくなり、家賃分程度の仕送りしか無く、生活のためにバイトをしている学生が大勢いる。
もちろん昔と変わらず、自分の小遣いを稼ぐためにバイトをしている学生も。
しかしそのために、お金を得るために提供しなければならない自分という労働力が昔と比べて過大になっている。

ブラックバイトは若者の問題じゃなくて、若者論にはまるような矮小なものでもなく、経済問題・労働問題・貧困問題なのだ。
「辞めればいいじゃん」は非現実的でとても頭の悪いワードだと認識されるようになってほしい。
ダーイシュ=イスラム教オウム真理教=仏教、という連想を思い浮かべて欲しい。これと同じワードなのだ「辞めればいいじゃん」
そして問題が解決されて「辞めればいいじゃん」で済むようになる社会になってほしい。